21.突発性難聴
突発性難聴は明らかな原因もないのにある日突然、片耳だけが聞こえなくなる疾患です。病院の治療では、3分の1は完治、3分の1がある程度改善、残りの3分の1は改善しない難治性の疾患です。鍼灸治療には改善例が多数あります。しかし長い間そのまま治療を始めないでいると、改善率が下がります。1日も早く治療を始めることをお勧めいたします。
化学物質過敏症は、日常生活で何気なく使用しているものに含まれる化学物質に接触する事で、頭痛、倦怠感、不眠など多岐にわたる症状があらわれる疾患です。まだ耳なじみのない病名ではありますが、現在は全国に患者の会があるほどです。東洋医学の鍼灸治療には改善例があります。
皮膚症状が治った後も、帯状疱疹後神経痛という、焼けるような痛みや、刺すような痛みが残る場合もあります。日常生活に影響が出る場合もあり、痛み止めなどを飲み続けている方も多くいらっしゃると思います。神経の痛みには東洋医学をお試しください。治療を続けると次第に薬を減らすことが出来ます。また帯状疱疹になったばかりの時に治療を始めると、長びく神経痛に移行することを防げます。